【PMSと月経困難症】ココロとカラダの不調と上手く付き合うために

自分の不調を自覚しよう

PMSの症状

代表的なココロの不調

・イライラする　・泣きたくなる　・ぼーっとする　・怒りっぽい　・情緒不安定になる

・憂鬱な気分になる　・落ち着かない　・集中できない

代表的なカラダの不調

・乳房のはりや痛み　・肌荒れやニキビ　・体重増加　・下腹部のはり　・眠気または不眠

・疲れやだるさ　・頭痛や頭の重い感じ　・腰痛　・むくみ　・のぼせ

PMSの症状に気付いていないかも

症状の種類や出方の程度に個人差があるため、自分の症状が「PMS」が原因だと気づいていない人もいます。

「どうしてイライラしているのか分からない」

何か違和感を感じるときには、その症状が、いつ・どのように・どのくらいの強さで出ているのかを記録してみてください。

【PMS】と【月経困難症】

私がPMSという言葉を知った時、「私はこれに悩まされていたんだ」と思いました。

でもよく考えたら、「生理前」より「生理中」の不快感やイライラの方が酷かったんですよね。

月経困難症

PMSに似た不快を月経期間中に感じる場合は、「月経困難症」の可能性があるそうです。

「月経痛」と呼ばれる下腹部の痛みや腰痛のほか、頭痛や疲労感、イライラなどの症状が出ます。

PMSと月経困難症の分かりやすい違いは、症状が月経前にでるか月経中に出るかです。

PMSは月経の始まる前、3～10日の間に続く症状をさし、月経開始とともに症状が軽くなったり解消されたりするのが特徴です。

月経困難症は、月経中に症状があらわれます。
子宮が過剰に収縮することなどを原因とする「機能性月経困難症」と子宮などに何らかの病気が潜んでいるために起きる「器質性月経困難症」に分けられます。

セルフケアでつらい症状を緩和

からだを冷やさない

身体が冷えると血行が悪くなり、症状を重くする要因となります。
ひざ掛けをする・靴下やタイツを重ね履きする・使い捨てカイロを貼るなどの工夫をしましょう。

有酸素運動をする

身体を動かすことで血行促進に直結します。
ジムやウォーキングで運動する機会を作りましょう。
下半身を中心にストレッチをするのもおススメです。

生活習慣を見直す

規則正しい生活を心掛けましょう。
生活リズムが崩れると、ホルモンバランスも乱れてしまいます。
特に睡眠不足は大敵です！

月経前宣言をする

これは実際に私が一番効果的だと感じました。
自分に意識させる効果もありますし、周りの家族も「そういう時期なのだな」と見てくれるのでココロがとても軽くなります。

まとめ

女性ホルモンは、いきいきとした毎日をサポートしてくれる大切なものではありますが、ちょっとしたバランスの乱れがさまざまな不調に繋がっていきます。

その不調の原因も年齢によってさまざま。

多かれ少なかれ誰もが何らかの症状を感じています。

最近では、辛そうな様子を見せることで心配させてしまうのを避けたいと、「月経前宣言」をする人が増えているようですよ。

いつものセルフケアにプラスして、月経前宣言をして、周囲を気にせずゆっくり過ごす時間を作ってみましょう。

いつもよりリラックスした状態で、つらい不調時を乗り切れますように！