スマホ使った個人向け送金サービス「ことら」

ことら送金とは

2022年10月に始まった「ことら送金」というサービス。
「小口トランスファー」の略称で、少額の送金から名前を付けています。

個人間の10万円以下の送金で、口座番号指定での送金だけでなく受け取り側が事前に設定した携帯電話番号やメールアドレス宛にも送金することができます。

送れる先は、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行などのメガバンクを加えた31行。（2023.3.5現在）
今後もぞくぞくと増えていく予定だそうです。

どうやって始めるの？

Step1　ことら送金が使えるアプリにログイン

2023年3月現在、11のアプリがあります。
詳しくは、Cotraの公式ページをご覧ください。

私がダウンロードしたアプリを参考に載せておきます。

Step2　受け取り口座と携帯番号を紐付け登録！

※口座番号を指定して受け取る場合、本登録は必須ではありません。

Step3　ことらユーザー同士で、簡単送金！

現在加入している31行は手数料無料！

ことら送金のメリット

口座番号を伝えずにお金のやり取りを行える

通常、口座振込をする際は、相手の金融機関名・支店名・預金種目・口座番号・口座名義が必要となります。

ことら送金では、携帯電話番号・メールアドレスのいずれかを指定するだけで送金可能。

対応アプリ上で受取口座と携帯電話番号を紐づけておくことで、送金処理を行うことができます。

電子マネーではなく現金を受け取れる、金融機関情報を相手に伝えずに済む点が大きなメリットです。

異なるアプリ間で送金処理を行える

PayPay・d払い・LINE Payなど、スマホ決済サービスにも個人間送金サービスがあります。

しかし、同じアプリを利用している人同士でしか送金できないのが基本です。

ことら送金では、現在11種類のアプリ上で、異なるアプリ同士であっても送金を行うことができます。

メッセージを一緒に送れる

ことら送金では、お金を送る際にメッセージを添付することができます。

相手に感謝の気持ちを伝えたいとき、また送金理由（飲み会代・月謝など）を記載したいときに便利です。

送金手数料が安い

ことら送金では、お金を送るときに送金手数料が発生しますが、一律ではなく、各アプリ事業者により決定される仕組みです。

実際には、現在送金サービスに対応している31行に関しては、送金手数料を無料としています。

取引１件あたりの上限金額は10万円

ことら送金は、手軽に少額送金を行いたい個人が対象となっているため、取引上限額は１件あたり10万円と設定されています。

【使用例】

• 給与支払い口座から、別の生活費口座へ振替したいとき
• 友達との飲み会料金を割り勘したいとき
• プレゼントを共同購入したいとき
• 細かい現金を持っていないとき

即座に相手の口座へ入金される

ことら送金で相手に送られるお金は、即日で入金されます。

銀行振込よりスピーディーにお金のやり取りができるのも、送り手・受け手、両方にとって安心できる点です。

まとめ

実際に、Bank Payへの登録をしてみましたが、難しいことはなく、スムーズに登録することができました。

また、登録した口座とは違う銀行口座から、電話番号を使って「ことら送金」を行ったところ、本当に即入金されました。