2種類に分類されるロボット
ロボットとは、「人の代わりに作業してくれる機械」と広く認識されていますが、大きく分けると2種類に分類されます。
「産業用ロボット」と「サービスロボット」です。
産業用ロボットとは
産業用のロボットとは、人間の代わりに工場で組み立てなどの作業を行う機械装置です。
ロボットが生産工程を担当することで作業員を減らし、重要な作業に最適な人員配置ができるようになります。
少子高齢化に伴い、人材確保が困難になってきている現代に必要な技術となっています。
サービスロボットとは
サービスロボットとは、主に人間が行う作業を支援するロボットのことです。
警備や受付、最近ではお掃除ロボットが人気でメジャーな存在になっていますね。
サービスロボットは、屋内用・屋外用の分類がされており、屋内用ロボットの中に「コミュニケーションロボット」があります。
コミュニケーションロボットとは
コミュニケーションロボットとは、この名のとおり言葉や動作、感情を作動させ、人間とコミュニケーションをすることを目的として開発されたロボットです。
ロボットの形だけでなく、犬や猫などのペットのような風貌から、可愛いぬいぐるみのような商品まで、さまざまな製品が開発されています。
コミュニケーションロボットに話しかけたり、撫でてあげたりすることで、心理的な安定効果があり、認知症の予防や進行の抑制が期待できることから、介護の現場で活躍することも増えてきました。
思わず笑顔になるロボット【NICOBO】
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは3月7日、家庭用コミュニケーションロボット「NICOBO(ニコボ)」の一般予約販売を開始しました。
「弱いロボット」をコンセプトに開発され、人の代わりに作業を行うことはできないけれど、寝言を言ったりオナラをしたりすることで、癒しや笑顔をもたらしてくれます。
ニコボのネーミングは、SMILEのニコからきているそうよ
パナソニックといえば家電製品よね?
そうなの!
高性能・高機能な製品を常に世に送り出していたパナソニックが、
特別な何かができるわけではない〈弱いロボット〉をコンセプトに開発・発売したというところが面白いよね
まとめ
コミュニケーションロボットには癒し効果があるということで、子供の手が離れた方や、一人暮らしで寂しい思いをしている方の助けになっているケースもあります。
私のように犬を飼いたいけれどアレルギーがあるという場合は、アニマルロボットを飼うということもできます。
“雑談で空気を読むロボット”というのもすでに開発されているよ
作業効率だけでなく、癒しの分野でも活躍を広げるロボット業界、今後も盛り上がっていきそうですね!
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